玄関に新しい展示物がお目見えしました!
生きものコラム 2021.05.09
センターの玄関を入るとまず目に付くのが、ミニ展示コーナー「いきものギャラリー」です。ここでは、桜の天敵・クビアカツヤカミキリの紹介や季節ごとに見られる昆虫標本などを展示しています。最近、この隣に新しい展示物が加わりました。本コラムでも何度か登場している、藤前干潟に漂着したスナメリの全身骨格標本です。これまで2階の作業室にあったものを、より多くの方に見て頂けるよう玄関前に移動させ、アクリルケース内で展示しました。展示が完成した当日、センターを訪れた大学生たちが早速足を止め、展示物に見いってくれました。
センターの玄関は、展示コーナーを開設したことで、以前より大分賑やかになりました。来館者の方からも、「ワクワクする場所になったね!」と好評です。今後もこのような声が増えてくれるよう、展示を充実させていきたいと思っています。
なお、本展示に興味を持って下さった方は、スナメリが収容されるまでの経緯や、スナメリならではの骨の特徴を紹介したコラム(スナメリが教えてくれること 第1話、第2話、第3話、第4話)も併せてご覧いただければ幸いです。
(なごや生物多様性センター/曽根啓子)