池干し2022 捕獲調査編
生きものコラム 2023.01.12
池の水を抜き、小さくなった池に集めた生きものを捕獲調査する池干し。
本コラムでは蛇池で行った池干し調査の捕獲のようすを詳しくお伝えします。
今回は、2種類の捕獲方法で調査しました!
その①たも網による捕獲
狭い範囲に集まった生きものを、たも網ですくい上げ。エビやヤゴなど小さな生きものも見逃しません!
網とバケツを使ってどんどん捕獲してゆきます。
その②、地曳網による捕獲
泥が深い場所では地曳網を使って捕獲します!腰まである泥の中で、絡まないよう注意しながら網を張った後
とてつもない重さの網をヨイショ!コラショ!と掛け声合わせ引っ張ります。
網のなかに集まった生きものをどんどん捕獲し・・・
捕獲だけでは調査になりません!捕獲した生きものの行先は・・・
捕獲した生きものはすべて選別班のもとへ集められます。
調査が進むにつれ、大量の生きものがひっきりなしに運ばれてくるなか、生きものの種類を1匹づつ目視で確認し、種類ごとに生け簀に移します。
そしてすぐに「何が・何匹いたのか」を記録者へ伝達します。
その結果がこちら!
数字にしてしまうと味気ないかもしれませんが、泥まみれになりながら調査した結果です!
おまけ ~泥まみれコレクション~
(なごや生物多様性センター 安田健一・成田優之)