公益財団法人日本モンキーセンター

サルを知りヒトを知る~「本物」からの学び

 日本モンキーセンターは愛知県犬山市にある、世界でもめずらしいサルの仲間「霊長類」専門の博物館です。運営する附属世界サル類動物園では霊長類約60種830頭を飼育展示していて、これは世界屈指の規模を誇ります。動物園では、ジェフロイクモザルやフクロテナガザルの高い運動能力が見られるモンキースクランブル、野生の生息環境のような空間にくらす動物たちを間近に見られるWaoランドやリスザルの島、冬には「たき火にあたるサル」が風物詩となっている約160頭のヤクシマザルがくらすモンキーバレイなど、霊長類の特徴を生かしたさまざまな展示をご覧いただけます。また多くのイベントを開催しており、楽しみながら霊長類について学ぶことができます。
 園内のビジターセンターでは、多数の剥製が並ぶ常設展、そして時期ごとにさまざまテーマで企画した特別展などを開催しています。さらに、モンキーセンターにはキュレーター(博士学芸員)およびエデュケーターが常駐しており、学校やさまざまな団体向けのレクチャーなどをおこなっています。また、キュレーターや外部の研究者による講演会の開催、シンポジウムの開催などで研究活動の最前線をお伝えしています。
 また、「モンキー 霊長類学からワイルドライフサイエンスへ」という雑誌を年4号発行しています。多様な記事をカラー写真とともに掲載し、野生動物研究のおもしろさをご紹介しています。
 動物園で本物の動物を観察する、剥製など本物の資料を見る、そして研究者から実際の研究現場の話を聞く、その実体験から野生での彼らのくらし、私たちヒトと霊長類とのかかわりに思いを巡らせ、理解を深めてもらうことを目指し、さまざまな博物館活動を展開しています。

日本モンキーセンターWebサイト(外部リンク)

画像

フォトギャラリー

ページトップへ戻るボタン