シマヘビが動き始めています

2026年4月16日、センター敷地内でシマヘビの幼体が見つかりました。雨上がりで暖かく、爬虫類が動くのに適した条件となっていたようです。

また、昨年の5月にも、今回見つかった個体より大きなシマヘビがビオトープで見つかっています。

今回見つかった個体と昨年の個体、かなり色が違うように見えます。
(上:幼体2026年、下:亜成体2025年)


シマヘビは眼が赤いことがよく見られる特徴の1つです。
また体に4本の黒色の縦縞模様が入り、それが名前の由来になっています。
幼体と成体の違いとして、幼体のうちは体色の赤みが強いことが多いです。
さらに幼体の縦縞模様ははっきりしませんが、頭部のまだら模様が目立ちます。
今回の個体も赤みは強いですが縦縞模様は薄く、頭部にまだら模様のある個体でした。
昨年見つかった個体も縦縞模様は濃くないですが、頭部の模様は消えていました。
しかし、種として個体差が大きいため全てのシマヘビが同じ体の模様をしているとは限りません。
色彩変異の1つで真っ黒な個体が見られることがあり、そのような個体は”カラスヘビ”と呼ばれています。

昨年度も何度かシマヘビの目撃情報がセンター内でありました。
今回は幼体が見られたことから、センター付近で繁殖をしているものと推測されます。
シマヘビはネズミなどの小型哺乳類、爬虫類、両生類、鳥類と幅広い生きものを捕食しています。
センターのすぐ隣には植田川が流れており、センター内にもビオトープをはじめ、域外保全エリアもあるため多様な環境が揃っています。
そのため、シマヘビの幼体~成体まで各ステージの餌となるような生きものが生息しており、繁殖や成長が出来る環境が整っているのかもしれません。

※シマヘビは毒が無いと言われていますが、口腔内には雑菌がいるため捕獲は控えてください。また、種類の分からないヘビはむやみに触れないようにしてください。
(普及推進員/水野 いづみ)
