生きものコラム

イベント~ビオトープの小さな生きもの観察会~

7月24日(日)夏真っ盛りのなごや生物多様性センターで

「ビオトープの小さな生きもの観察会」を開催しました!!

本コラム初公開!この春新設した『ビオトープ』も登場します!

今年の3月に完成したセンターの出来立てほやほやビオトープ。

初めは寂しい景色でしたが、ようやく逞しい生きものたちを観察できるようになりました!

さあ、小さな生きものを見つけよう!

微生物の採集にあたり、ふたつの方法を行いました。

ひとつはビオトープの石にくっついた珪藻類を歯ブラシでこすり、採取する方法です。

もうひとつはバケツを投げて採水後、プランクトン専門の捕獲道具(プランクトンネット)で濾し

て採取する方法です。

 

 

採集後はビオトープに生息する生きものたちや、参加者がその場で採取したプランクトンを2種類の顕微鏡を使って観察です。

まずは実体顕微鏡で私たち職員が事前に採取したヌマガエルのオタマジャクシ、ヤゴ、コマツモムシ、カゲロウを観察!参加者1人1人が実体顕微鏡を扱い、生きものの細部をじっくり見てもらいました。

次に、光学顕微鏡を通して皆で採取したプランクトンを観察です!

水生生物の専門家、榊原先生の解説のもと、小さなプランクトンをスクリーンに写します。

肉眼では見辛い生きものをスクリーンに大写し!

「実は身近なところに沢山生きものがいるんだよ」

「見え辛い生きものたちも道具を介していろんな見方ができるんだよ」

ということを持ち帰ってもらえたらと思い企画しました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

(なごや生物多様性センター/成田優之)

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