サンショウウオの新種が発表されました
お知らせ 2022.04.13
これまで、”ヤマトサンショウウオ”と同じ種だと思われていた、名古屋市及びその周辺から知多半島にかけて生息するその集団について、東山動植物園の飼育職員らが遺伝子や形態などを詳細に研究した結果、新種のオワリサンショウウオ(Hynobius owariensis)であることが分かりました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bkpmnh/2022/51/2022_4/_article/-char/ja/
この調査には、なごビオ(なごや生物多様性保全活動協議会)の両生類部会も関わっており、今後も保全活動をすすめて行きます。
現在、名古屋市版レッドリスト2020では、”ヤマトサンショウウオ”として、絶滅の危険性が極めて高いカテゴリー「絶滅危惧IA類(CR)」に指定されています。
また、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令」特定第二種国内希少野生動植物種では、令和4年1月より、”ヤマトサンショウウオ”として指定されています。
捕獲や生息地を荒らす行為はしないようにお願いいたします。