センターはこう変わる!

これまでセンターは、市民団体の活動拠点として中心的な役割を果たしてきました。センター設立から10年が経過した今、生物多様性を普及啓発する拠点としての役割が強く求められるようになってきました。
 そこで、2021(令和3)年度、センターの屋外・屋内を整備し、なごやの自然を学び・感じられる場をつくります。屋外には、「ビオトープゾーン」と「生息域外保全ゾーン」が新たに誕生します。屋内には、標本を適切に管理するために、新たな標本室を開設し、収蔵機能を拡張します。

ビオトープゾーン&生息域外保全ゾーン

生息域外保全ゾーン

なごやで絶滅の危機に瀕している両生類を保護するために、飼育します。
将来的には、自生地の環境を整えた上で、飼育環境で増えた個体を生息地に戻し、野生個体群の回復を目指します。

生息域外保全ゾーン

ビオトープゾーン

水辺や里山に生育・生息する生きものを呼び込むためのビオトープを整備します。さらに、既存の園芸種を伐採し、なごやの里山に自生する樹木に植え替えることで、昆虫や鳥などの生きものが訪れやすい環境を整えます。
 来館者がこのゾーンを訪れることで、なごやの自然を体感できる場所を目指します。

ビオトープゾーン
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