生きものコラム

第10回なごや生物多様性センターまつりを開催しました!

11月8日(土)になごや生物多様性センターまつりを開催しました!

天気にも恵まれ、大人から子どもまで多くの人が訪れ、生物について楽しみながら学んでいました!

43団体が出展し、どのブースも工夫を凝らした展示や体験などを大いに盛り上がっていました。

ブラックバスのから揚げ試食の行列

ステージで日頃の活動成果を発表するユース校

ミニ水族館~なごやリウム~の水槽展示を真剣に見る来場者の方々

 

なごや生物多様性センターではミニ博物館なごやナチュレ、ミニ水族館なごやリウムを公開しました。子どもから大人まで、多くの来場者の方々が熱心に水槽をのぞき込んで生きものの観察を楽しんでいました。目の前で動き、泳ぐ生きものたちを通して名古屋の河川や海周辺の生物の多様性を直接感じることが出来る展示となっていました。

 

ビオトープツアーでの職員の解説の様子

職員と一緒にビオトープの生きものを観察する様子

 

センター内にあるビオトープでは、職員の解説付きでビオトープ内の生物を観察することが出来るツアーを開催しました。各回非常に好評で、特に子どもたちが足元の植物や虫を興味深そうに眺め、職員に次々と質問する様子が印象的でした。

 

水族館の骨格標本

ワークショップブースの様子

 

体感・展示ゾーンでは、実物の標本に触れることが出来る展示やワークショップなどが特に人気を集めていました。来場者の方々が様々な体験を通じて、自然環境や生物多様性に対する意識をさらに高めている様子がうかがえました。

 

インターン生のコメント

私たちは生物多様性センターまつりに携わったことで、多くの学びや気づきを得ることができました。

まず、受付で来場者を見ていると年齢層が幅広く、世代を超えて多くの人々が名古屋市の自然環境に関心を寄せていると気づき、驚きました。

企業やNPO法人、ボランティア団体、学生団体など様々な団体が集まり、交流を通じて互いに刺激し合う様子が印象的でした。また、来場者アンケートの結果からは生物多様性に対する関心が深まったという意見が多く、このイベントが環境保全に対する意識向上に貢献していることを感じました。さらに、生きものとのふれあいや体験型の学習などを通して地域の自然環境を守ることの大切さを学びました。現代、多くの人がインターネットを通し容易に動画や写真を入手することが出来ます。しかし、生きものが懸命に生きる様子を見たり触れたりして直接感じる以上に環境保全の大切さを学ぶことが出来る方法はあまり多くはないと思います。センターまつりでは、実際に生きものに触れる、五感を使うなどの体験を通じて、より多くの人に地域の自然や生きものを感じていただく機会になりました。

今後は、インターンシップでの経験を活かし、一市民として積極的に活動に関わっていきたいと考えています。

今回の経験をもとに地域の自然を守りながら活かしていけるような活動に積極的に関わり、持続可能な環境づくりに少しでもしていきたいです。

 

(インターン生/恩田真由 清水裕香 野村彩果 森脇唯)

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