緑の目を持つ人
生きものコラム 2022.06.06
5/27になごや生物多様性センター主催「植物標本作成講座」を行いました。
講師は愛知植物の会会員・名古屋市動物実態調査に係る専門家会合委員の村松正雄先生!
天白区にある「天白公園」で標本となる植物を探します。まずは大きな池の外周を歩き・・
公園内でも一段と木が生い茂るゾーンに向かいます。
ずんずんと天白公園の森のなかに進む標本作成ご一行。
先生は葉の真緑・土や木の茶色の景色からズバズバと植物を見分け
標本として試料になる植物を見つけます。
花や木を育てるのが
上手な人を「緑の手を持った人」といいますが、村松先生の緑を見分けるスピードはまさに「緑の目を持つ人」。
森だけではなく標本作成ご一行はグラウンドにも。
公園いっぱいを調査しました。
最後に、緑の目を持つ村松先生と共に
植物を採集し「専門的な植物標本の作り方を学べる」当講座のご案内です。
次回は6月17日(金)場所は猪高緑地です。 ※※ 締切6月14日(火)※※
応募方法
- イベント名「植物標本作成講座」、②氏名、③電話番号、④参加日
を明記の上、EメールまたはFAXにてお申込み下さい。
お問い合わせ・お申込み先
名古屋市環境局 なごや生物多様性センター
メールアドレス bdnagoya@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp
FAX : (052)839-1695
TEL : (052)831-8104
●標本講座は年間10回行います。
5月~10月は野外で植物採集し押し葉標本(腊葉標本)を作ります。
12月~2月は同定方法や実際に標本台紙に貼付し、標本ラベルを作ります。
標本作成を通して身近で膨大な生きものたちと触れ合いましょう!
ご参加お待ちしております!
(なごや生物多様性センター 成田優之・西部めぐみ)