生きものコラム

「なごや生きもの教室」を開催しました

コロナ禍でオンライン形式が主流となっていたイベントですが、最近は対面形式のものも増えてきましたね。

先日は八事東小学校のトワイライトスクールで、「なごや生きもの教室」と題する出前授業を行ってきました。当日は、スライドでの座学に加えて、センターから様々な種類の標本(哺乳類の仮剥製かりはくせい標本・頭骨標本、魚類の樹脂標本)を持参して展示しました。会場となる教室に入った子供たちは、普段目にする機会のない標本が並んでいることに驚いたようで、「これ、本物?」、「何の動物?」、「値札(※標本ラベルを勘違いした)が付いているけど、どこで売っているの?」など、質問攻めにあいました。

 

座学では、なごやの生きものの現状(絶滅危惧種ぜつめつきぐしゅ、外来種問題など)について、クイズを交えながら紹介しましたが、どの子供たちも積極的に参加してくれました。一番盛り上がったのは、標本や映像を見ながら動物の種類を当てるクイズです。今回は、アライグマやムササビなどの7種類の哺乳類について、動物の名前と、その動物が在来種なのか外来種なのかを答えてもらいました。

座学終了後は、希望者(参加者全員でした!)に標本に触れてもらう時間を設けました。標本を間近で見たくてうずうずしていた子供たちには、大変好評でした!

生きものの話題や標本に夢中になってくれる子供たちの姿を久々に目にすることができ、対面形式でのイベントの良さを実感した一日でした!

(なごや生物多様性センター/曽根啓子)

 

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