生きものコラム

センター玄関のシンボルツリー

なごや生物多様性センターは廃止された不燃ごみの中継施設を再利用した施設です。

敷地内の植栽も昔から変わっておらず名古屋市の「市の木」であるクスノキが多く植えられています。

そのうち、玄関にあるクスノキはセンターのシンボルツリー的存在です。パンフレットにもセンター設立当初(約10年前)の様子が掲載されていますが、現在はより枝張りを大きく広げた樹形になっています。

この木の樹齢を調べるために、なごや生物多様性保全活動協議会から成長錘せいちょうすいを借りて年輪を調べたところ、2019年の時点でぴったり40年ということがわかりました。

 

センターは2021年9月、設立10周年を迎えます。その4倍を生きる「先輩」に、これからもセンターを見守ってもらえたら、と思います。

(なごや生物多様性センター/西部めぐみ)

 

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