【小中学生向け】生物多様性ってなんだろう?②生きもののつながり編
生きものコラム 2020.03.26
私たちが暮らす地球上には、森や山、川、海などいろんな場所があり、それぞれの場所にすむ多くの生きものたちが、お互いにつながりあい、バランスを取っています。この生きものたちの豊かな個性とつながりのことを「生物多様性」といい、つまりは「いろんな生きものがいて、つながりあって生きていること」ということでした。
では、生きもののつながりとは何でしょう?
生きものは、ひとりぼっちでは生きていけず、ほかの生きものとかかわりあいながら生きているということですが、いくつか例を挙げてみると
★ 草をバッタが食べ、バッタを小鳥が食べ、小鳥をヘビが食べ、というような食べる・食べられるという関係
★ 花がミツバチに花の蜜をあげるかわりに、花粉を運んでもらうというような持ちつ・持たれつの関係
他にも例はたくさんありますが、生きものとのつながりがないと生きていけないのは私たち人間も一緒。私たちが生きものの恵みと思うものが、ほかの生きものとのつながりを表しているといってよいでしょう。
このウェブサイト「なごや生きものライブラリー」には、「フォトギャラリー」でたくさんの生きものの写真を見ることができます。それぞれの生きもののつながりを想像しながら見てみると、違った楽しみ方ができるかもしれません。