【小中学生向け】生物多様性ってなんだろう?①生きものの恵み編
生きものコラム 2020.03.26
私たちが暮らす地球上には、森や山、川、海などいろんな場所があり、そこに多くの生きものがすんでいます。
それぞれの場所で暮らしていけるように進化した生きものたちが、お互いにつながりあい、バランスを取っています。
この生きものたちの豊かな個性とつながりのことを「生物多様性」といいます。
なんだか難しそうだけど、つまりは
「いろんな生きものがいて、つながりあって生きている」ということ。
そして、これはとても大切なことだってことも、知ってほしいのです。
大切な理由はいろいろありますが、分かりやすいのは
「私たちは、生きものから多くの恵みを受けているから」。
例えば食べ物。ご飯やパン、肉や魚、野菜も、もともとはみんな生きもの。着ている服も植物からできたものがたくさんありますし、木でできた柱や家具がある家もあるでしょう。学校でもノートや鉛筆も、木が原料。サクラをきれいだと思ったり森の中で深呼吸して気持ちがいいのも、生きものからの恵みです。
そこで。いろんな生きものいることの大切さを知るために、身の回りで「生きものがいなかったら、なくなってしまうもの」を探して、生きものの恵みを感じてみませんか。
自然の中で、虫や鳥などを観察するも楽しいけれど「生きものの恵みさがし」なら家の中でもできますよ!